3-3.ヒュームフード使用上特に注意すべき事項

3-3-1.用途による禁止事項

用途別の選定

生物体(病原菌等微生物、細菌、ウイルス)を取り扱う実験は行わないでください。感染の恐れがあります。

ヒュームフードは、生物体等を封じ込め、漏洩による汚染を防止する機能を有するのものではありません。



安全キャビネットをご使用ください。作業環境を保護しながら、周囲環境への拡散防止、試料の保護を物理的に行います。内壁がステンレスとなっており、HEPAフィルター等を持っており空気清浄度が確保されています。


グローブボックスをご使用ください。外部と遮断された雰囲気の中で作業を行う装置で、主に脱酸素、脱水分、危険物の遠隔操作をグローブを設け行えるようになっています。


生物体を取り扱う実験は、安全キャビネット、グローブボックス等バイオハザード対策用設備内で行ってください。


放射能物質を取り扱う実験は行わないでください。被爆の恐れがあります。

標準型のヒュームフードは、放射線物質を取り扱うものではありません。


RI用ヒュームフードをご使用ください。作業面及び内壁部はステンレス製で使用後の内部洗浄が行える構造のものをご使用ください。


過塩素酸を取り扱う実験は行わないでください。生成物による堆積、反応により爆発を起こす可能性があります。

標準型のヒュームフードは、過塩素酸を取り扱うものではありません。


過塩素酸用ヒュームフードをご使用ください。内壁部は耐熱性樹脂で使用後の内部洗浄が行える構造のものをご使用ください。

標準型ヒュームフードを使用された場合、生成物により火災や爆発の可能性があります。


引火性・爆発性のあるガス雰囲気中での使用はできません。引火、爆発による重篤な事態を招く可能性があります。

標準型のヒュームフードは防爆構造ではありません。


引火性・爆発性のあるガスの雰囲気下に設置されるヒュームフードは、防爆型ヒュームフードをご使用ください。操作部、コンセントの安全対策が考慮されており、照明器具が耐圧防爆使用のものをご使用ください。