バイオハザード対策用キャビネット (=安全キャビネット)

微生物・病原体等の取扱いに使用される装置で、クラスⅠ・クラスⅡ(ⅡA2、ⅡB1、ⅡB2)・クラスⅢタイプがある。最も広く使用されている装置はクラスⅡキャビネットで、一般的に安全キャビネットと呼ばれています。

バイオハザード対策用クラスⅡキャビネット(クラスⅡ安全キャビネット)は、低度および中程度の危険性を持つ微生物や病原体等の取扱いに使用される装置で、作業者の保護・周囲環境への汚染防止・試料間の相互汚染防止をHEPAフィルターによるろ過とエアバリアを利用した物理的空気制御によって最小限に止めることを目的としています。 JIS K 3800規格、米国のNSF No.49規格などにより、形状・性能・試験方法などが決められています。